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初めての育児。分からないことだらけだけど、妊娠に気づいてからを、このブログに記録しています。


by mamekara
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怒涛の出産記~陣痛の巻き~

さて、なんとかおちついてきたので出産記をまとめたいと思います。

出産予定日は1月27日でした。

1月23日
検診にて、予定日より遅れそうとの診断。
1週間は遅れても大丈夫ですが、早まる可能性もあるから準備はしておいてねといわれました。

1月25日
午後1時おしるし第一回目
午後5時おしるし第2回目
2回とも濃い茶色のおりもの状でした。
おくれるとはいわれたけどいつ陣痛がくるのか・・・
おしるしから数日かかったとか、一週間とかいうひともいるみたいだし。
とおもいつつ
区の母親学級での助産婦さんの
「おしるしきたら、とにかく動く、そうするとお産はすすむよ」という言葉を信じ
犬の散歩、買物、料理、職場へ顔出し
と活動的にすごしました。
寝るまで特に変化はなく、
いちおう主人に「陣痛来たらこしさすってくれる?」「夜中でもおこしていい?」と聞いてから
お布団にはいりました。

1月26日
午前3時半
「!!!」と突然痛み?のような感覚で目が覚めました。
トイレに行って横になると
しばらくして、生理痛のような重い感じの痛みが“ぎゅ~”っと下腹部にきました。
すぐに去るのですが、しばらくするとまた“ぎゅ~”っと
これは、もしや陣痛?と思って時間を計ると15分間隔でした。
まだまだだな。と思ったものの、寝れるような痛みではなく、布団の中で痛みをたえながら朝をまちました。
ちょっと不安だったけど、仕事の主人をこんあ早い時間に起こすのはしのびなく、がんばって耐えました。

午前6時半
痛みがだんだん強くなってきている気がして、計った時間をみると10分おき
そして、すっごく腰が痛い!!!
「これか、テニスボールがきもちいいのって!」と妙に納得しつつ
電話で3階の寝室に寝ている主人をおこしました。
主人の出勤の時間まで腰をさすってもらいつつ、もう寝れるような状態ではなく・・・
ひたすら「あたたたた・・・」「いたたたたた・・・」と我慢。
まだ我慢できる痛みだったんですね~
今思えば。

午前8時
この時点で痛みは5分おき。病院では5分おきになったら電話をといわれたけれど
生まれるような気がしなくって
できれば、「うまれる~!」とぎりぎりになってから入院したいと思っていたのです。
痛みと痛みの間は、本当にケロッとしていて元気元気
痛みの間にいっぱい動いて出産を早く、と思い
主人を送り出した後、ごみ捨てついでに愛犬の散歩に15分
それから家中掃除機をかけて、カーペットをコロコロで掃除して
洗濯して、干して・・・なんて動きまくっていましたが
実家の母や、義母、そして叔父やブログ友達、とにかくみんなが「5分おきなら病院へ!!!」と心配してくれて
そういわれると、自分でも心配になってきて・・・

午前10時半
病院へ電話。
「入院の準備をしてきてください」といわれる。
主人へ電話。
午後休みをとって主人が帰ってきてくれ、病院へ。

午前11時半
またされず、すぐに診察
先生「ん~指2本だからまだまだ大丈夫ですね、おうちに帰ってもっと動いてくださいね。それで、どうしても痛くなったらもう一度電話してください。今入院するのは早いですよ」といわれました。
けっこう痛いんだけどな~とおもいつつも陣痛の間は本当になんともないので、先生の話をふんふん、そうですかと聞いて帰ることに。
自宅に帰ってもすることないし、義母も心配しているし・・・

そして、前日に北陸にすんでいる姉が「まだ生まれないなら、栄養をつけな」と送ってくれた生きたままの間人蟹が義実家に届いているし・・・
まだまだ生まれないなら夜は蟹鍋にしよう!!と義実家へ帰ることに。

午後1時
陣痛はとおのく気配もなく、ずっと5分おき
もっと動けといわれたので、実家の犬とうちの愛犬を連れて義実家の近所を散歩。
それから、この日は“赤ちゃん本舗”の特売日「ホンポデー」だったので
赤ちゃん本舗まで、義母と安売りのお尻拭き(箱)を買いに出かけました。
帰りにかに鍋の材料をかったりして。
散歩の間も、買物の間もメモとペンを持って陣痛の間隔をはかっていました。
ずっと5分おき。
5分おきに歩みを止めて「いたたたた・・・・・」「あたたたたたた・・・」と唸りながらのお買いもの(笑)

このあと夕方まで、今のうちに寝ていたほうがいいということになり
ホットカーペットの上でうとうと・・・
ほんとうにウトウトなんです、5分おきに痛みが来るのですぐに目が覚めちゃって。
痛がっている間は主人が腰をさすってくれてとっても有難かったです。

午後6時
蟹をさばけない家族代わって、5分おきに手を休めながら蟹をさばく(笑)
いや、ほんとお高い蟹なので、生きのいいうち食べたい!って感じで陣痛に耐えてでもたべる!
と・・・そうとう食い意地の張った妊婦だったもので(^^;
でも3匹さばいたところで陣痛がいちだんと強烈に!
義母にバトンタッチして、とになく陣痛が来たら横になったりよつんばいになったり
このあたりから陣痛のときは起きていられない感じに・・・

陣痛の合間をぬってなんとか蟹を食す(笑)
蟹の足1本食べたら、床に四つんばいになって陣痛がすぎるのをまち
またテーブルに戻って蟹を食べの繰り返しでした。

午後10時半
ドラマを見たいという主人につきあって11時まで陣痛に耐える。
もう限界!と思ったけど、ここで愛犬が発作!!!
発作とめるほうが先決ってことで
主人が病院まで犬の薬をとりに・・・
一人で耐える陣痛は苦痛でしたね~(^^;
雑巾を絞るような、“ぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅ~”っと
おなかの中身がおっこちていくような・・・

午後11時半
病院に電話
電話に出たのが助産師さんで電話口で陣痛の時間を測ってました。
私は意識朦朧でなんとかやっと答えられる感じだったのですが
助産師さんの話では
陣痛の間隔も大事だけど、陣痛の時間もはかるそうで
陣痛の間隔が5分以下、陣痛の痛みが1分以上続いて、話せないくらい
がお産が近づいたサインだそうです。
私は電話で話せるくらいなので、まだまだといわれました。
そして、日付が変わる前に入院すると、たった1時間でも一日分の入院費がかかるから
できれば10分くらいでもいいから日付が変わってからいらしたら?とのこと・・・
我慢できません!耐えられません!って感じだったけど
入院費のことをきくと、あぁあとちょっと我慢する~と意外と冷静になれました。
でも陣痛の合間にトイレに行ったのですが、トイレで陣痛がきてしまったときには
やばい、何かが出てくる!?という激痛でした。
おもわず、付き添っていた主人の洋服を引っ張りながら叫んでました(汗)

1月27日
午前1時
日付も変わったし、動けるうちに病院へ行きたいと思い入院。
ついたらまず分娩室に通され着替え
今思い出しても何を着せられたのか、記憶にないです
すでに、陣痛で疲労していたのと、痛いときは意識が薄れていたようです
下着を産褥ショーツに替えて分娩台によこになって
NSTで陣痛の間隔と強さ、赤ちゃんの心音を確認。
さかさか手際よくすすめる年配の助産師さん。
遠のきそうな意識の中で、剃毛され消毒液をつけられて内診。
「赤ちゃんの頭、まだまだおりてきてないですからね~」と言われて
陣痛室(待機室)へ移動。
助産師さんから、「このぶんだと27日のお昼過ぎ頃になりますよ~」といわれ
痛みに耐えながら
『えぇ~そんなにかかるの?無理無理はやくでてきて』と心の中でおもいました。
出産の際の呼吸法はソフロロジー法を選択していたのですが
もう強い陣痛がくると「きぃ~!!!!」「ひぃ~」「あ゛ぁ~!!!」と声をだしまくってました。
助産師さんからソフロの呼吸法を指導しなおされ・・・
でも強い波が来ると、ぜんぜん呼吸法なんてできませんでした。

午前3時
前日の朝早くに起こされた主人は疲れが出てきて
腰をさすってくれるものの、眠い様子で私の横に横になって時々うとうと。
かわいそうなので起こさないようにひっしでソフロの呼吸法で静にしていました。
かなりこの2時間はソフロの呼吸法頑張ってました。

午前3時半
陣痛が3分おきに
このあたりから、尿意が頻繁に・・・
陣痛の合間にトイレに行くのですが、(もちろん歩きで)3分しかないので
トイレについて座ったら陣痛。
陣痛の間は排尿できない!
排尿がすんだら陣痛。
ほんとトイレが大変でした・・・。
おなかも痛いけど、腰が痛くてトイレに座るのが苦痛
そして、3回目のおしるし
このときは真っ赤な鮮血でした。


このトイレのあとあたりから時間の記憶がありません
陣痛が来ると
「きた~!」と主人を起こして腰をさすってもらいましたが
とにかく呼吸法どころではなくて
何度も何度も叫びました。
あんまり大きな声で叫んでいると助産師さんがきて腰をさすって呼吸法を指導してくれます。
でも、かなり厳しい指導でした(笑)

で、主人に呼吸法を一緒にやってくれるようにお願いしました
一人では無理だったんです。
でも、やっぱり強い波が来ると呼吸法が出来なくって
主人に体を抑えられました・・・
そして、私は主人の手を払いのけてました(笑)
腰をさすってくれる手もなにもかも・・・
で、「助産師さん呼んで、助産師さんじゃないとダメ!助産師さんに側にいてほしい」と主人の面目丸つぶれ発言まで(^^;

叫ぶと力が入るからか、なにか水分っぽいものが出ている感じがして
助産師さんを呼んでもらうと、子宮口のひらきをみるために内診。
「いい、おしるしがきてますよ~、でてる感じがするのはこれよ」とのこと
真っ赤なおしるしはお産が近いサインだそうです。
子宮口の開きは・・・記憶にないです
「いきみたくなったら教えてね」といって助産師さんは出て行きました。

この内診が痛いのなんの。
内診の後から、明らかに陣痛の感じがかわりました
胎動もはげしくなって
ぼっこん!と動くと、おなかが“ぎゅう!!!”っと勝手に凹むのです。
なんだか“いきむ”んじゃなくて勝手に体が力む感じでした。
で、なんかおかしい!となって再度助産師さんを呼んでもらい内診。

「あら、もう全開だわ!分娩が始まるわ!!!」と助産師さんびっくり
まだ先だと思っていた様子でした。
で、すっごいきっついのに、いろんな人から聞いた体験談の通り歩いて分娩室へ・・・
途中途中あまりの痛さに歩けなくなりました。
分娩室へ入るとき、助産師さんが「あと2時間はかかりますからね」と
やっぱり、心の中で『えぇ~あと2時間も!?』と少々嫌気が・・・
陣痛の強い波が来たときも、2回位『もう子どもいらない』『こんなにきついの嫌』と思いました(汗)

後で主人に聞いたところ、分娩室に入ったのは午前6時ごろだそうです。
さて、この後はいよいよ分娩です。
つづきはまた今度(^^)
by mamekara | 2007-02-02 13:17 | 出産